東京都足立区にある足立区立郷土博物館は、江戸時代から現代までの足立区の歴史、文化、美術に関する資料を収集・展示している博物館です。
江戸近郊の地域として発展してきた足立区の独特な歴史と文化を肌で感じられる貴重なスポットです。
見どころ
1984年に開館し、2019年にはリニューアルオープンを果たしました。
足立区ゆかりの美術資料を中心に、時代やテーマに沿った企画展が定期的に開催、その見どころをまとめました。
1. 江戸東京の東郊:足立区の歴史を体感
常設展示では、「江戸東京の東郊」をテーマに、江戸時代から現代までの足立区の歴史をわかりやすく紹介しています。
縄文時代の土器から、江戸時代の農民具、明治時代の学校用品など、時代ごとに区民の暮らしぶりを再現した展示は、まるでタイムスリップしたような感覚を味わえます。
2. 江戸絵画コレクション:江戸の粋を感じる
江戸後期から明治初期にかけての江戸絵画コレクションは、足立区立郷土博物館の目玉の一つです。
浮世絵師の歌川広重や葛飾北斎の作品をはじめ、江戸の風俗や風景を生き生きと描いた作品が多数展示されています。
3. 企画展:足立区ゆかりの美術や文化を深掘り
企画展では、足立区ゆかりの美術家や文化に関するテーマを掘り下げた展示を開催しています。
過去には、葛飾区柴又出身の彫刻家・山本豊市や、足立区の伝統工芸である千住ぬくいの特集などが行われました。
4. 緑豊かな庭園でひと息
博物館の敷地内には、江戸時代の面影を残す東渕江庭園があります。
池や木々に囲まれた静かな空間で、散策や休憩を楽しむことができます。
5. 子どもも楽しめる体験プログラム
博物館では、子ども向けの体験プログラムも充実しています。
昔ながらの遊びを体験したり、民具を使って工作したり、歴史や文化を楽しく学ぶことができます。
アクセス
住所:〒120-0001 東京都足立区大谷田五丁目20番1号
電話番号:03-3627-2281
アクセス:
- 東武伊勢崎線 千住大駅より徒歩約15分
- 東京メトロ千代田線 北千住駅よりバスで約15分
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料:一般200円、小中学生100円、65歳以上無料
駐車場:あり(有料)
足立区立郷土博物館で足立区の歴史と文化を旅しよう
足立区立郷土博物館は、江戸東京の東郊の歴史と文化を深く理解できる貴重なスポットです。
家族での散策や、歴史好きの方の探訪におすすめです。ぜひ足立区立郷土博物館を訪れて、江戸時代から現代までの足立区の歩みを体感してみてください。